2019年摂取した百合と悪役令嬢振り返り・前編

 

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引用元[https://www.kadokawa.co.jp/product/321711000630/

 

 

blog.elendia.net

 

 さすがに2019年の振り返りが読んでいないマンガだけというのもひどいので、きちんと読んだマンガの紹介もしておこうと思います。個人的にアツかった「百合」と「悪役令嬢」にしぼって挙げていきます。全く関係ないのですがこの記事はリドジョ七海ルートのえっちシーンを聞きながら執筆されています

 

 

 

百合

 今年アツかったというよりは常にアツいのですが、気にしないことにします。

飛野さんのバカ 

seiga.nicovideo.jp

 

 

 日常百合コメディです。委員長の小熊さんがなかなか授業に出ない飛野さんを教室に連れて行こうと躍起になります。序盤は掴み所のない飛野さんが人のいい小熊さんをからかい、初心な反応を見て楽しむ(そして授業には出ない)というのが定番の流れなのですが、回を重ねるにつれ飛野さんが人知れず顔を赤らめるシーンが出てきたり、小熊さんの反撃にたじろいだりと、関係の変化が見えてきます。

 小熊さんは最初から委員長としての責任感だけでなく(そもそも真面目そうだからという理由だけで選ばれた委員長だし)、純粋に飛野さんを心配する気持ちで迎えに行っていて、その想いが飛野さんの心を溶きほぐしたと思うとグッとくるものがありますね。飛野さんはどのあたりから小熊さんを意識するようになったのかなーと読み返すのも楽しいです。

 

フタナリのエルフ

seiga.nicovideo.jp

 

 

 「フタナリは百合じゃねえだろ!!!!」と恐い人に怒られそうな気もしたし、作中でも「エルフは男性でも女性でもないから女の子同士ではない」旨の発言もあったのですが、主人公の名前が百合だし百合かな~と思って挙げました。マラちゃんのフタナリおちんちんのサイズが自分の中では直球ストライクで、もうたまらないです。おっぱいのサイズと同じで、「このサイズが至高!」とか言い出すと戦争なわけですが、自分の「すき」なら許されますよね。へへ。許せ。現実でもギリギリあり得そうな巨根~ちょっとファンタジーに踏み込んじゃってるくらいのレベルのサイズが好きです。

 女の子におちんちんが付いてることの何が良いかって、勃起した自らのおちんちんの恥ずかしさに顔を赤らめることだと思うんですよね。フタナリは女の子じゃないとか言わないでくださいね。人知れずパンツが濡れていたり乳首が立っていたりしてもマジマジ観察していないと気付かないかもしれないけれど、おちんちんが勃っていたらまず間違いなく周囲にバレるじゃないですか。バレない子もいるけど 隠しようのない性的興奮が露見する羞恥に身悶える姿というのはフタナリだからこそ提供できる美しい姿だと思うわけです。

 

 ほとんどフタナリの話になってしまった

 

初恋*れ〜るとりっぷ

houbunsha.co.jp

 

 

 きららマンガです。百合マンガで鉄道マンガ……いいですね。

 そらちゃんは幼いころに一目惚れしたお姉さんを追いかけて、鐘ノ台高校へとやってきます。とっくに卒業しているということには気付かなかったのですが、何という幸運か、廃部寸前の鉄道部の顧問・まひろ先生こそがそのお姉さんだったのです。そらちゃんはまひろ先生のため、鉄道部を存続させようと奔走することになります。

 そらちゃんは鉄道が苦手*1で、登下校で改札を通るのもおっかなびっくりな具合なのですが、583系のシートを部室に設置するほど(!)のマニアであるまひろ先生に近づくため、少しずつですが、苦手を克服しようとがんばります。好きな人の好きなものを好きになろうとする努力、健気ですよね……。

 鐘ノ台高校は仙台に所在しており、東北新幹線や仙台市地下鉄東西線など、地元の路線・列車が多数登場します。かわいいヒロインたちだけでなく、E5系やSAT721系などのかわいい車両も魅力的です。ひとつぶで二度おいしい百合マンガ、大変おすすめです。

 

悪役令嬢

 ニコニコ経由でFLOSコミックを多く読むようになりました。あとはウェブ広告で気になったものをちょこちょこ買っています。 

ドロップ!! ~香りの令嬢物語~ 

comic-walker.com

 

 

 完結済。悪役令嬢枠の1本目に挙げておいてなんですが、(コミカライズ)本編ではほとんど悪役令嬢としては活躍していません。なぜなら悪役令嬢になる前に打ち切られてしまったから……。

 前世の記憶を取り戻したコーデリアが、ゲームと同じバッドエンドを回避するために奮闘するというお話。定番の設定ではありますが、悪役ルートが確定するのはだいぶ先のため、それならば自分磨きに使おうと化粧品の開発に取り組む幼少期を描いており、あまり悪役感がないというか、単純に少女の成長を見守る気持ちになる作品になっています。

 幼少期は素直な性格のコーデリアがなぜ悪役令嬢に至ってしまったのか? その理由はわずかばかりに触れられる程度ですが、環境の影響もあったかもしれません。そのような状況にあっても、高潔なままであろうとする彼女がどのような人生を歩むのか、もう少し見届けたかった気持ちはあります……。

 おとなしく原作を読んでおけばいいだけなのですが。

 

悪役令嬢転生おじさん

www.pixiv.net

 

 

 転生前が女性ではなくおじさんというパターン。タグだと「TSF」が付いていたのですが、生をまたいでも転性扱いなんですね。

 まだ4話までしか公開されていないのですが、シリアスのシの字もないくらいほのぼのした雰囲気で、悪役令嬢では貴重(?)な癒し枠です。おじさん的行動を取っても悪役令嬢のチートで板についた令嬢ムーブに自動変換されるというのは「チートそこかよ」と笑ってしまいました。変換されるとは言っても、食堂で自然とシェフへの労いが口に出るなど、グレイス(憲三郎)の人柄が表れていてほっこりします。アンナが惹かれるのもそういった部分なんでしょうね。もしかしたら百合枠に移るかもね

 

つづく

 か、書ききれなかった……予定を変更して前後編といたします。後編は12月17日に公開予定です。もうしばらくお待ちください。

 

*1:乗降・乗換などが怖いらしい

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