ぺどすまウィークリーニュースとは?
今週1週間のモバイルトピックやニュース記事をぺどすま的視点からおさらいしていきます(ニュースとは?)。週1回(気が向いた週に)更新予定です。
4月9日(月)
Apple、iPhone 8/8 Plusの(PRODUCT)REDモデルを追加
昨年iPhoneとしては初登場したiPhone 7/7 Plus (PRODUCT)REDモデルに引き続き、iPhone 8/8 Plusでも同モデルが発表されました。iPhone Xのラインナップはありません。
(PRODUCT)REDはエイズ対策基金の支援プログラムであり、売り上げの一部が寄付される仕組みです。このプログラムの存在から、Appleにおいてレッドカラーのラインナップは特別な立ち位置を担っています。
製品の仕様としてはすでに販売されているiPhone 8/8 Plusと同一で、通常モデルより3倍クロックスピードが速いなどということはありません価格もそのままです。4月13日発売で、国内キャリアでも取り扱われます(docomoのみ翌14日発売)。
昨年の7ではフロントパネルがホワイトでしたが、今年の8ではブラックになっており、ガラッと雰囲気が変わって、アダルティックになった印象を受けます。この変更については好みの分かれそうなところですが、個人的には購入意欲をそそられます。
4月10日(火)
拡張SMS「+メッセージ」発表、5月9日から提供
SMSのように電話番号の交換のみで、テキスト/絵文字/写真・動画/音声などを、個人/グループでやり取りできるリッチメッセージサービス「+メッセージ」が携帯電話大手3社から提供されることが発表されました。GSMA策定の標準規格・RCSに準拠した3社統一仕様のサービスで、日経 xTECHなどで報道されていた「新サービス」の答えということのようです。
RCS準拠でありながら、利用には専用アプリが必要とのこと。Android OS 4.4以降/iOS 9.0以降に対応。また、送受信に際してパケット通信料が発生します。*1MVNOやSIMフリー端末に関しては今後対応予定、海外のRCS網とは今後接続予定となっています。
そのサービス内容から、事前報道の段階より「LINE対抗」という点にのみ注目が集まっていましたが、会見ではこれは否定されています。すでに国内で広く普及した大手メッセージサービスに現段階からシェア勝負を持ちかけるというのは簡単ではないことですし、そのことは3社も理解していることでしょう。当然競合する部分もあるでしょうが、どちらかと言えばLINEとは異なる市場を狙っているように感じられます。
第一に挙がるのはビジネス用途でしょう。名詞などに書かれた電話番号から、会議資料や商品サンプルの画像などを送受信したり、複数名を交えた打ち合わせなどができれば便利なのではないかと思います。年代によってはビジネス上でLINEを使うことに抵抗のある層もいますし、今後発売される機種でアプリが標準搭載されれば活躍の場は広げられるのではないかと期待できます。
友達付き合いではLINEを使うことが多い人でも、仕事の付き合いでは+メッセージにまとめる、など上手く住み分けができるとよいですね。
アイドルマスターシンデレラガールズ「第7回シンデレラガール総選挙」開始
毎年恒例のアイドル総選挙が今年も開幕です。今回の目玉は、いわばサブストリームであったスターライトステージとの共同開催という点でしょう。
「第7回シンデレラガール総選挙」を開始しました!
— スターライトステージ (@imascg_stage) 2018年4月10日
ログインやイベント、総選挙応援セットなどで投票券を獲得して、
お気に入りのアイドルに投票しましょう!#デレステ #第7回シンデレラガール総選挙 pic.twitter.com/qc8vWmmgAH
ぺどすま的には遊佐こずえさんを激推ししています。よろしくお願いします。
4月11日(水)
docomoがマンホール型基地局発表、景観維持とトラフィック対策の両立
アンテナロケール不足への対策として、マンホールのように地面に設置できる基地局が開発されました。
実験で使われた基地局は1.5GHz帯(Band 21)を使用。15MHz幅・2×2MIMO・256QAMで下り最大150Mbpsです。
今回は札幌にて積雪環境での試験が行われましたが、今後高負荷環境や高温多湿環境として東京や沖縄での試験も実施されるということで、2018年度中の本格運用開始を目指しているそうです。また、5Gへの応用も検討中とのこと。
ロケール問題は楽天参入に際しても苦戦しそうであるとの予想がなされていましたが、マンホール型はそれへの切り札となり得るでしょうか。
docomo、今夏LTE下り最大988Mbpsへ高速化
昨年下り最大682Mbpsから788Mbpsへの高速化がなされたXiですが、今夏より1.7GHz帯(Band 3)に4×4MIMOが適用され、CA_3-42Cが400Mbps+294Mbps+294Mbpsの988Mbpsに強化されます。
発表では新たなCAパターンとしてCA_1-3-42C(下り最大938Mbps)*2や国内初の5CC CAとなるCA_1-3-19-42C(下り最大794Mbps)*3も提供が予告されました。また、上りの64QAM化(従来は16QAM)による最大75Mbpsへの高速化も予定されています。
1.7GHz帯に関連して、先日の新規割当についても触れられたようですが、3.4GHz帯の確保によるトラフィック対策を優先したからという説明があったと記事中で紹介されています。確かに、比較的利用者の多くない東名阪以外の地域で1859.9~1879.9MHz(下り、今後0.1MHz繰り上げ予定)が利用できるようになったとしても、輻輳への備えとしては微妙なところでしょう。わざわざ他社が取りに来ることもなさそうですし、今回はdocomoとしても優先度が低かったということのようです。
DANCERUSH STARDOM、海を渡る
DANCERUSH STARDOM has begun its journey from Japan to Round1 USA!!! 😁🎶
— Round1 USA (@Round1USA) 2018年4月10日
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KACが楽しみですね。